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春分の日は特別な日

今日は春分の日です。(写真は今日の太陽)

春分の日と秋分の日は一年の中でも特別なエネルギーのある日だそうです。


ユカタン半島にあるマヤの最高神を祀るピラミッドの『ククルカンの神殿』では、春分の日と秋分の日は太陽が沈む時、ピラミッドは真西から照らされ階段の西側にククルカンの胴体(蛇が身をくねらせた姿)が現れ『ククルカンの降臨』と呼ばれる現象を見れることはとても有名です。

『ククルカンの神殿』のような現象が世界各地で春分の日と秋分の日に見られます。

やはりこの日は特別な日で、宇宙の根源とつながれるようなそんなエネルギーの道ができる日のような気がします。

今日3月21日を境に大きく世の中のエネルギーが変化すると聞きました。

信じる信じないは別として、3月21日は太古の昔から特別な日だったようですので、今日のエネルギーを意識して感じてみるとなんらかの『意識』や『身体』の変化が起こってくるのではないでしょうか。

さて、3月21日と言えば『空海』弘法大師がご入定された日。

今でも高野山奥の院の御廟の奥で瞑想されているそうです。

2010年に高野山の奥の院の御廟を訪れた時にそのことを思い出し、弘法大師がまだそこで瞑想されている場所をじーっと見つめていると、ふと「弘法大師はいまでもここで拝んでいらっしゃる」という感覚がしました。なぜか「きっとそうだ」という強い感覚がしたのです。

その年の年末に『ガイアシンフォニー第三番』に出てくる星野道夫さんの友達であったボブ・サムさんの『神話を語る会』に行きました。

ボブ・サムさんとは、15年ほど前にアラスカの先住民の方が日本にやってきて和歌山の熊野で神話を語るイベントが行われた時に通訳をさせていただいたご縁があり、『神話を語る会』の後にボブにそのときのことを覚えているかと声をかけてみました。

そのとき色々と話しをしているとボブも高野山にこの会の前に訪れていることが分かりました。

そしてボブが語ってくれたことは「高野山の奥の院に行ったときにあるビジョンがやってきたんだよ。

お坊さんの頭をした鳥がやってきて僕に頼むんだ。

『私も一生懸命この地球のために祈っているんだ。どうかみんなも一緒に祈ってくれ』とね。

そして次の日またお坊さんが夢に出てきて今度は人間の身体をしていたんだけれど、僕をじーっと見つめて消えたんだ」

ボブのこの話を聞く少し前、わたしは突然朝目を覚まし「地球が泣いている!私もがんばっているんだからみんなもがんばって!と言っている」という感覚がし涙が止まらなかった経験をしていました。

アラスカ先住民のボブ・サムさんはスピリットのビジョンを見、声を聞く方です。

わたしはボブの話を聞いたとき、わたしが奥の院で感じた感覚は間違ってなかったと確信しました。

『アナスタシア~響きわたるシベリア杉』(ナチュラルスピリット刊)をご存知でしょうか。

『アナスタシア』とは、シベリアのタイガに一人で住む1967年生まれの女性です。

身にまとっているものは冬でも布一枚のドレス。

植物や動物と会話をし、超能力が使えます。

自然の中で調和の中で生活をしています。遠いむかしにはこういった能力を持った人たちが地球のあちこちで暮らしていたそうです。

それが、人に恐怖や不安の気持ちを植え付け支配しようとしたある一部の人によって滅ぼされ、現在にいたっています。

生き延びて残っているのがこの『アナスタシア』と数名の彼女の家族なのです。

このシリーズの第二巻に『Dolmen』という石のお墓のことが出てきます。

アナスタシアの女性の先祖が彼らの持っている叡智が消えてしまうのを防ぐために、生きたままこの『Dolmen』に入りました。

生きたままこの石のお墓に入ることで彼女の意識は永遠にこの地上に残り、後に続く子孫が必要な時に『Dolmen』の中の先祖の意識とコンタクトをとることができその叡智をもらえるのです。

そうしてアナスタシアもこの『Dolmen』の先祖の意識とコンタクトをとり、アドバイスをもらっています。

ここで共通するのが弘法大師も同じように生きたまま御廟に入られたということです。

肉体は朽ちたとしても弘法大師の『意識』、先住民ボブ・サムさんの言うところの『スピリット』は後世に残された私たちのためにそこに残っていらっしゃるに違いありません。

それをきっと、ボブも私も同じようなタイミングで感じたのでしょう。

そしてその弘法大師のメッセージが『地球のために一緒に祈ってくれ』でした。

この春分の日に改めてそのことを思い返し、母なる地球とともに私たちのためにもこの地球が光り輝く『楽園』になるように祈りたいと思います。

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