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アセンション後の楽園ー光の世界

主人が亡くなって、あまりの悲しみと喪失感から抜け出せないでいたときにあるヒーリングを受けました。


そのとき「今知りたいことはありませんか?」と聞かれ「主人は光の世界に行ったのに私はまだ生かされています。

きっとまだやるべきことがあるからでしょう。そのやるべきこととは何か知りたいです」と答えました。

そしてヒーリングを受けているうちに意識が突然ポーンと飛び「愛」と「至福」の光の世界へと行きました。そこで光の存在が私にいってくれたことです。

「光の世界をつくりなさい」

「え?光の世界?」

「そう」

「死ななくてもつくれるんですか?」

「つくれますよ。今いる世界でつくりなさい」

私は、この世で身体をもったまま光の世界をつくれることを知り、喜びでいっぱいになりました。

そのメッセージを受け取ってから、私はアセンション後の光の世界とはどのような世界なのか、その世界の素材集めをし想像してみることにしました。

私たちが思い描くことが創造されていくからです。

ある本の中にかつて地球に存在した「太陽の国」のことが書かれていました。

それを読んだとき「そう。わたしがこの地球で体験したい世界はこういう世界!」とても共感できました。

きっとアセンション後の世界は、この『太陽の国』のように分離や対立はなく、すべてのものが調和し、それぞれ一人ひとりが自らの輝きを放ちながら喜びで生きている世界になっているのではないでしょうか。

わたしは、それをイメージしながら幸せな気持ちに浸ることにしています。

その「太陽の国」についての描写を抜粋してみました。 

みなさんも読んで「愛」と「調和」と「平和」の世界をどうぞ想像してみてください。

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『太陽の国』

 かつて、この海のかなたに太陽の国がありました。その頃の太陽は、今の太陽よりもはるかに純粋な光を放ち、果実はたわわに実り、花々はかぐわしい芳香を放っていました。わたしたちは必要な物だけを採り、魚や鳥や動物海と大地とも調和して暮らしていたのです。

 食べ物をめぐる争いごとはなく、わたしたちは食べ物以外からも、エネルギーを補給する方法を知っていました。

 わたしたちは感謝と歓喜を持って、万物に慈しみを抱き、調和を保ちながら暮らしていました。

財産という物を持たず、心豊かに暮らしていました。

わたしたちの価値観のなかに、自分の内側と外側の世界の区別は存在しませんでした。

自分のものと他人のものの厳密な区別はなく、すべてが光からもたらされた共有財産だったのです。

それは目に見える物だけではなく、たとえば夢や発明と呼ばれるものも例外ではありません。

そこには特許権や財力の集中もあるはずがなく、財産などもともとないので失う心配もなく、すべてが循環していました。

生物と無生物の境界線、心と物質の境界線、時間と空間の境界線はありませんでした。

なぜなら、この宇宙に存在するものは、すべて同じ材料からつくられた兄弟姉妹だからです。人は森羅万象すべてと、コミュニケーションをとることができました。

 わたしたちはテレパシーというものを駆使し、遠くのひとと会話をしたり鉱物や植物のネットワークを借りて太陽系の惑星はもとより、銀河の広範囲にまで交信することができました。

石は情報を保存するフロッピィのような役目を果たし、その波動に同調できる人へメッセージを伝えるためのタイムカプセルにもなるのです。

光の糸はエネルギー供給、交通、通信、記録、音楽、芸術、ヒーリングなど多岐にわたる分野で使われていました。

エネルギーは宇宙からもたらされる光を利用していたので、悪臭や騒音に悩まされることもなく、一部の化石燃料を枯渇させることも、燃料をめぐる利害関係や権力の集中、それに伴う争いもありませんでした。

             『22を超えてゆけ』 辻 麻里子著より  ********************************

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