それからが、ミラクルの始まり。
今でこそ語られているシンクロニシティがどんどん起こっていったのです。
やりたいことが定まると、必要な情報が目にどんどん飛び込んできます。
ぱっと明けた情報誌から欲しい情報が飛び出してくる、本屋をふらふら歩いていても、「私を読んで」とばかりに本が浮き出て見える。
こんな人と出会いたいなと思うとどんどん出会って行く。
夏は暑いので「どこか涼しい所でアルバイトしたいな~」と思うと「涼しい山中湖でアルバイトしませんか」という広告が目に飛び込んでくる。
小さい頃からの夢「いつか海外で生活したい」と思うと「あなたも海外で生活してみませんか」というキャッチフレーズが目に飛び込んでくる。
「そう海外で生活したいよ~」と申し込むと派遣先が赤毛のアンのカナダ。
もう、何もかもがすごい!お膳立てされたように整っていきました。
それからの人生もそのような感じでどんどん夢や体験したいと思うことが叶っていったのです。
そんなある日
「この世には宇宙の法則があり、花が咲き、果物が実るように人間にも目には見えない、頭には分からない法則が働いているのではないだろうか?」
という思いが湧いてきました。
そしてその宇宙の法則、宇宙の真実を知りたいと思ったのです。
その時、神さま(小さい頃から何かあったら神さま!といって語りかけていたのです。)に
「物に溢れ、近代化された豊かな日本とは違う、手付かずの大自然のある場所に行かせてください。そうしたらこの大地と宇宙と繋がって何かがわかるかもしれません」
と言うことと
「社会問題のあるアフリカのような貧しい国でお腹をすかせている子供たちは一体どういう気持ちで生きているのだろう。私は経験していないのでわからない。行って経験してみたい。」
とお願いすると、カナダのイヌイットの住む村、クグルックトゥック(旧コーパーマイン)にインターンシッププログラムから派遣されることになったのです。
-4- へつづく
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