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変容のプロセス


二十代前半、精神世界のことについて書かれていた本があまり書店に並んでいなかったころ、シャーリーマクレーンの『アウト・オン・ア・リム』を難波高島屋の書店で見つけ、それを食い入るように読みました。

その翻訳をされていたのが山川鉱矢・亜希子夫妻でした。

それ以来、山川ご夫妻の翻訳本は何かとても私にとってメッセージがあるなと思い、数々の本を読みましたが、今回お伝えするメッセージもご夫妻が翻訳された本の中からのものです。

この本はいつものごとく、本屋をぶらっとしていたときに「私を読んで!」とばかりに目に留まったものです。

一度この本が並べられている本棚をスルーして、でもやっぱりと戻って購入しました。

読んでみるとやはりその時私に必要なメッセージが書かれていました。

私の提供している「空」変容ヒーリングですが、ご案内に『「変容して真実に生きます!」と覚悟を決め、宣言してからいらしてください』と、まあ「覚悟って一体なに?」とみなさん「?」マークが頭に浮かぶと思うのですが、それは「自分の人生に起こることをどんなことでもそのまま見つめ受け入れる覚悟がありますか」と言うことです。

起こることは自分の魂を磨き、進化するため、もっと自由になるために起こるのですから。

私の人生も、魂を磨くための数々の体験が用意されていました。

いじめ、親との確執、お金の問題、離婚、最愛の人との死別。

その他にもピンチになることが山ほどありました。

でもその度にそれを乗り越え変容を遂げるたびに、自分がどんどん強くなっていき、出来ることも増え、心がとても自由になっていきました。

変容のプロセスには苦しみが伴います。

それは、産みの苦しみともいいましょうか、蝶がさなぎに変容するような、赤ちゃんが苦しい産道を通ってくるような。

でも、変容を遂げると新しい自分になっている、新しい世界へと産まれでるようなものです。そして新たな喜びを手にするのです。

さて、この山川ご夫妻の翻訳された「人生を変える波動の法則」。

この中に「変容の九つのプロセス」というものが書かれています。

①魂と身体、感情、心が一つになる ー 心と身体の統合。神秘を求める段階。

「私は人生にはもっと何かがあるのを知っている。私はもっと良い人生が欲しい!」

②すべての面であらゆるところで波動が高まってゆく ー 霊的な波動が心と感情にも侵入して来る。高い波動に適応するため不快な影響を与える。

「私は不安定で神経質になっている。何もかもが気に障る。体が痛い。疲れているのに眠れない。今欲しいものが欲しい」

③個人と集合としての潜在意識の浄化 ー 波動の低い恐怖に基づいた感情を内にためておくことが出来なくなる。

「私は混乱し、どうすれば良いかわからない。緊張し切っている。最悪の予想が実現しつつある。自分をコントロールできない」

④逃げる。戦う。抵抗する。抑圧する ー エゴがなじみのある古いやり方を守ろうとして戦いを挑んでくる。

「私は変わる必要なんかない!私には自分の世界がある。私は正しい」

「誰もかれも気に障る。どこかにいってしまって欲しい。私は対立に巻き込まれてしまったように感じる」

⑤古い枠組みがこわれ、消えてゆく ー 恐れに支配されていた自分の過去を手放し始めると、それまで大切だと思っていたことや、人生を有意義にしていたやり方がやくにたたなくなる。

「私は変わる必要がある。何もうまくゆかないからだ。私は今までの自分を手放さなければいけない。自分が何者かわからない」

⑥止まる。手放す。そして真の自分自身に身をゆだねる ー ついに戦いも苦しむことも止める地点に到達する。

「すべてを手放すと、なんて気持が良いのだろうか。どこにいても真の自分らしさを感じて、とても気持が良い。もう、他の何者ともこの体験を取りかえるつもりはない」

⑦不死鳥のように新しい人生を生き始める ー エネルギーや意識に否定的な影響を与えるものはなくなる。ここからは「上昇」するだけ。

「私は自分が何のためにここにいるのか思い出した。私は自分の運命にワクワクしている。他の人々の波動が低いときでさえ、私は自分の高い波動を保ことができる」

⑧人間関係、家族、グループなど、すべてが革新的に新しくなる ー 個人の意識と集合意識がどれほどお互いにつながり合っているか、深く感じられるようになる。

「私はこの新しい波動の知識を使って、人間関係を飛躍的に拡大しよう。私たちはお互いに助け合いたいと思っている」

⑨あらゆる分野に悟りが広がっていく ー 天に動かされるように人々と協力し創造することによって、優れた知恵と無限の感謝を体験する。

「私は自由で無限の存在だ。時空を越えて、私は自分の思うままにどこでも行くことができる。私は何事のすべて、一瞬の内に知り、創造することができる」

さあ、あなたも不死鳥のように新しい人生を生きたいでしょうか。その覚悟はできたかな。

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