実はわたくし
10年ほど前まで通訳の仕事をしていました。
6年ほど前にジョンが他界して
すっかり英語を話す機会がなくなってしまったのですが
最近は英語をお話する方と出会うことが多くなりました。
今日も通訳のお仕事をしているお友達と話して思い出したのだけれど
通訳って私の感じるに
チャネリングやリーディングと同じだなと思うわけです。
頭で通訳をしようとするとそのスピードに追いつかなくって
一旦
「さあ、通訳をはじめるよ」
と一呼吸置いて、自分の意識に『通訳スイッチ』を入れてから
頭のおしゃべりをなくして
『今ココ』に意識を持ってゆき
いわゆるゼロポイントで通訳をしていました。
話し手の話す言葉をそのまま音として私の中に入力して
頭で考えずに、話し手が伝えたコトの意味をそのままもう一つの言語に変換してアウトプットする。
アウトプットは頭から言葉が出てくるのではなく、胸から言葉が出てくる感じ
直訳ではなくて、出てきた言葉の意味そのもの、話し手が伝えようとしていることをそのままピッタリの言葉に当てはめて伝える感じ。
だから、共感力ともいうか、同調力ともゆうか、そこが出来ると商談なんかもスムーズにいったのです。
私が初めてお金をもらって通訳をしたのは
なんと、300人ほどの聴衆のいる大きなイベントの舞台通訳でした。
はじめはイベントスタッフとしてお手伝いしていたのだけれど
当日になって、通訳をして欲しいと頼まれて
思い切って受けたのでした。
確かあれはちょうど2000年になった年
ガイアシンフォニーにも出てくる
アメリカ先住民のクリンギット族の方が
「熊野に里帰りをしてメッセージを伝える」
というイベントでした。

(その時にいただいたネイティヴ・アメリカンの伝統衣装)
アラスカ先住民のくリンギット族は
元は熊野に住んでいて
大洪水がきたときに
1/3の人は熊野の山に逃げ
1/3の人は溺れてしまい
1/3の人はワタリガラスに誘導されて
船でアラスカの地にたどり着いたとされています。
そこで、何千年、何万年の時を経て
生まれ故郷の熊野にもどってきたというわけなのです。
面白いコトに、熊野にもくリンギット族の間にも
似たような神話が残されているのです。
そんな神話や、彼らの日本人に対する思いやメッセージを
舞台の上から踊りとストーリーテリングでその日訪れてくれたみんなにお伝えしたのでした。
その時私は『初めて通訳をする』ということと
舞台にたった瞬間に目の前にいた大勢の聴衆に圧倒されて
頭が真っ白になってしまいました。
「さあ、どうしよう。逃げ出したいけど逃げ出せない(T_T)」
となっていた私ですが、その時ふと、熱い視線を感じました。
客席の最前列のど真ん中に
私の知っている顔ぶれが3人
私の方を向いて「頑張れ〜!」と
目で伝えてくれていたのでした。
そしたらその瞬間
気持ちがす〜っと落ち着いて
頭に登っていた意識が
肚に落ちてきました。
すると、なんと、なんと
アラスカ先住民のみんなが話していることが
す〜っと私の中に入ってきて
勝手に私の口からスラスラと言葉が溢れ出したのでした!
伝えたいコトが素直に分かる
彼らの言葉がそのまま私を通して出てくる。
彼らからエネルギーをキャッチして
身体全身でそれを受け止めて
彼らそのものに私がなっている感じでした。
彼らのメッセージはエネルギーなんだ
とわかったのは
ちょうど彼らと私の間に
お一人白人のおじさんが立って一緒になって踊っていたのだけれど
そのおじさんが私と彼らの間に入ると
電波が遮断されるように
全く彼らの言ってるコトをキャッチできなくなったのです。
なので、私はそのおじさんが動く度に
身体を前にやったり後ろにやったりと
不審な動きをしながら通訳をしていました(^_^;)
彼らのメッセージをキャッチして彼らと一体になって通訳していると
客席にいるみなさんの顔が
とってもウルウルとなり
客席の方もくリンギット族の彼らも一体となって
彼らが伝えるメッセージに感動していました。
今、私は、講座やお話会で
わたしたちが繋がっている宇宙と同調して
あの時の通訳のように
宇宙のメッセージを降ろしてきてお伝えしています。
頭からしゃべるのではなく、肚からしゃべる
みんなの魂に響く
純粋な宇宙の音が伝わって
聞く人がもっともっと宇宙と繋がるようになる。
う〜ん、今思うと
私は通訳の仕事をするコトで
宇宙のメッセージを伝える練習をしていたんだな〜
目の前にいる人の、魂の声を通訳する練習をしていたんだね
ここでも、宇宙完璧!!
天の采配は素晴らしいのでした(^_^)
1月より宇宙のナビゲーションシステムインストール出来る『現実創造講座』アドバンス第5期がスタート❗
詳細はこちらから↓
Comments